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文献詳細

雑誌文献

総合診療27巻6号

2017年06月発行

文献概要

特集 「地域を診る医者」最強の養成法! 【総論】

総合診療医はなぜ「地域を診る医者」なのか?

著者: 草場鉄周1

所属機関: 1北海道家庭医療学センター

ページ範囲:P.714 - P.717

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 2013年4月、厚生労働省の専門医のあり方に関する検討会は1年半に及ぶ議論の最終報告書を発表し、その1つの章を割いて「総合診療専門医」についての提言を行い、表11)の定義を示した。そこでは、「地域によって異なるニーズに的確に対応出来る」ことをもって、「地域を診る視点」と説明している。
 では、なぜ「地域を診る」ことが求められるのだろうか?

参考文献

1)厚生労働省:専門医の在り方に関する検討会報告書.2013.
2)日本専門医機構:総合診療専門医専門研修カリキュラム.2015.
3)Fukui T, et al : The ecology of medical care in Japan. JMAJ 48(4): 163-167, 2005.
4)World Health Organization Commissions on Social Determinants of Health : Closing the Gap in a Generation ; Health Equity through Action on the Social Determinants of Health. World Health Organization, 2008. Marmot M, et al : Closing the gap in a generation ; health equity through action on the social determinants of health. Lancet 372(9650): 1661-1669, 2008. PMID 18994664
5)平岡公一:健康格差研究の動向と社会学─社会政策領域における研究の展開の方向.お茶の水女子大学人文科学研究 6 : 135-148, 2010.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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