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文献詳細

雑誌文献

総合診療27巻7号

2017年07月発行

文献概要

特集 感染症を病歴と診察だけで診断する!Part 3 カリスマ編 【各論】 System1|電光石火の感染症snap diagnosis

その耳鼻科医の熱は

著者: 岩田健太郎1

所属機関: 1神戸大学大学院 医学研究科 微生物感染症学講座 感染治療学分野

ページ範囲:P.881 - P.885

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Case
熱が出る耳鼻科医
患者:50歳台、男性。A病院耳鼻科部長。
既往歴:特になし。
現病歴:2週間前から発熱・頭痛があり、自己判断でクラリスロマイシンを飲むもよくならず、レボフロキサシンに変えるもよくならず、テビペネム・ピボキシルに変更するももちろんよくならず、そうこうしているうちに出血性の下痢症も出現した。同院消化器内科に入院するも診断がつかず、同院感染症内科医Kにコンサルトされることになった。Kは、感染管理看護師(ICN)のMとともに、患者をみにいくことにした。
※患者のプライバシーに配慮し、デフォルメしています。

参考文献

, 2015(last update). https://www.uptodate.com/contents/cogans-syndrome?source=search_result&search=cogan&selectedTitle=1~19
, 2016(last update). https://www.uptodate.com/contents/clinical-manifestations-of-giant-cell-temporal-arteritis?source=search_result&search=temporal%20arteritis&selectedTitle=2~113
3)Amor Dorado JC, et al :[Audiovestibular manifestations in systemic vasculitis]. Acta Otorrinolaringol Esp 60(6): 432-442, 2009. PMID 19909720
4)Klauber E, et al : Cytomegalovirus colitis in the immunocompetent host ; an overview. Scand J Infect Dis 30(6): 559-564, 1998. PMID 10225382

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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