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文献詳細

雑誌文献

総合診療27巻7号

2017年07月発行

西伊豆発!画像読影道場|これくらい読めてもいいんでナイカイ?・7

内科で役立つ「脊椎X線」の読み方—理屈がわかると画像はおもしろい!の巻

著者: 仲田和正1

所属機関: 1西伊豆健育会病院

ページ範囲:P.943 - P.947

文献概要

 冒頭のX線写真の診断は、「化膿性脊椎炎」です。後述しますが、L3/4椎間板と、L3とL4の椎体辺縁が破壊されていることに注目してください。
 「腰が痛い」と訴える患者は、内科でも少なくないと思います。今回は、内科で役立つ「脊椎X線」の読み方として、「化膿性脊椎炎」と「癌脊椎転移」、「変形性脊椎症」と「vacuum phenomenon(髄核の変性)」の見極め、また「骨粗鬆症」の判定について、その“目のつけどころ”を学びます。

参考文献

1)Resnick D, Niwayama G : Diagnosis of Bone and Joint Disorders. Saunders, 1987.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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