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文献概要
特集 うつより多い「不安」の診かた—患者も医師も安らぎたい 【実際編+誌上メンタリング】
—誌上メンタリング❺—“子育て”における不安
著者: 樋端佑樹1
所属機関: 1信州大学医学部附属病院 子どものこころ診療部
ページ範囲:P.1220 - P.1220
文献購入ページに移動相談を受ける側にも余裕が必要ですが、シーン❺(p.1214)で、まず相談してくれたお母さんの訴えに真摯に耳を傾け、共感するところから入っているのはいいですね。こころの健康のためには、助けを求め相談しつつ解決していく力が一番大切なことです。この力を身につけるには「相談してよかった」という体験を重ねてもらうことが大切で、また相談を受ける側には「できることは助ける。できないことは相談する」ということが必要です。医師の姿は親に、親の姿は子どもにも伝わります。
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