文献詳細
文献概要
みるトレ Special・9
「5P」に注目すべしッ!
著者: 忽那賢志1
所属機関: 1国立国際医療研究センター 国際感染症センター・総合感染症科
ページ範囲:P.1251 - P.1254
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患者:30歳代、男性。会社員。
主訴:発熱、咽頭痛、下痢、皮疹。
現病歴:1週間前から、発熱と咽頭痛、下痢が出現した。近医を受診すると、解熱薬と抗菌薬(経口第三世代セファロスポリン)が処方された。その後も症状は改善せず、皮疹も昨日より広がり全身に出現してきたため、当院を受診した。
既往歴:急性B型肝炎、アメーバ肝膿瘍。
アレルギー:なし。
身体所見:体温38.7℃、血圧127/78mmHg、脈拍数115回/分、呼吸数20回/分。
咽頭;軟口蓋・口蓋垂を中心に、多数のびらんを認める(図1)。
後頸部・腋窩リンパ節腫脹あり。体幹・四肢に散在する紅斑あり(図2)。
患者:30歳代、男性。会社員。
主訴:発熱、咽頭痛、下痢、皮疹。
現病歴:1週間前から、発熱と咽頭痛、下痢が出現した。近医を受診すると、解熱薬と抗菌薬(経口第三世代セファロスポリン)が処方された。その後も症状は改善せず、皮疹も昨日より広がり全身に出現してきたため、当院を受診した。
既往歴:急性B型肝炎、アメーバ肝膿瘍。
アレルギー:なし。
身体所見:体温38.7℃、血圧127/78mmHg、脈拍数115回/分、呼吸数20回/分。
咽頭;軟口蓋・口蓋垂を中心に、多数のびらんを認める(図1)。
後頸部・腋窩リンパ節腫脹あり。体幹・四肢に散在する紅斑あり(図2)。
参考文献
1)忽那賢志:使ってはいけない!抗菌薬,なくてもよいのではないか?という抗菌薬—「処方を憎んでクスリを憎まず」.総合診療 26(6): 478-480, 2016.
2)Center for Disease Control and Prevention:2015 Sexually Transmitted Diseases Treatment Guidelines. https://www.cdc.gov/std/tg2015/default.htm(2017年8月8日現在)
3)Dolin R, et al:AIDS Therapy e-dition, 3rd(ed) ; Book with Online Updates. Elsevier Health Sciences, 2007.
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