文献詳細
文献概要
55歳からの家庭医療|明日から地域で働く技術とエビデンス・9
—家庭医療診療所における「チームワーク」1—FAMILY MEDICINE and PRIMARY CARE MICROSYSTEM
著者: 藤沼康樹1
所属機関: 1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
ページ範囲:P.1285 - P.1289
文献購入ページに移動 今回は、家庭医療診療所における「チームワーク」について考えてみます。“地域包括ケア時代”の家庭医療診療所では、自施設以外の地域のさまざまな職種の人たちと統合ケアを行うことが必要で、「専門職連携実践=IPW/C(interprofessional work/collaboration)」が求められます。施設内/施設外におけるチームに分けて考えてみましょう。まず、「施設内」におけるIPW/Cについて考えることから始めます。
参考文献
1)Bodenheimer T, et al : Improving Primary Care ; Strategies and Tools for a Better Practice. pp205-206, McGraw-Hill, 2007.
2)O'Reilly P, et al : Assessing the facilitators and barriers of interdisciplinary team working in primary care using normalisation process theory ; an integrative review. PloS One 12(5): e0177026, 2017. PMID 28545038
3)Saba GW, et al : The myth of the lone physician ; toward a collaborative alternative. Ann Fam Med 10(2): 169-173, 2012. PMID 22412010
4)佐伯知子: IPE(InterProfessional Education) をめぐる経緯と現状,課題─医療専門職養成の動向を中心に.京都大学生涯教育フィールド研究 2 : 9-19, 2014.
5)多職種連携コンピテンシー開発チーム:医療保健福祉分野の多職種連携コンピテンシー.2016. http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/mirai_iryo/pdf/Interprofessional_Competency_in_Japan_ver15.pdf(2017年8月8日現在)
掲載誌情報