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文献概要
特集 シン・フィジカル改革宣言!—私の“神技”伝授します。 【総論】
“フィジカル・オタク”への道
著者: 須藤博1
所属機関: 1大船中央病院 内科
ページ範囲:P.14 - P.17
文献購入ページに移動 研修医や学生さんたちから、「身体診察がうまくなるには、どうしたらいいですか?」と聞かれることがある。自分もずっとそんなことを考えていたなあ……と思い出す。
もう10年以上も前になるが、正真正銘の“フィジカルの達人”という先生の講演を聴く機会があった。講演後に、私も同じ質問をした。
もう10年以上も前になるが、正真正銘の“フィジカルの達人”という先生の講演を聴く機会があった。講演後に、私も同じ質問をした。
参考文献
の講師でもある山崎先生の最新刊。多数の動画・心音がついている。p.23・125〉
2)LaCombe MA : On bedside teaching. Ann Intern Med 126(3) : 217-220, 1997. PMIS 9027273 〈臨床教育者である著者が「ベッドサイド教育」についての心得を、自らの体験談とともに述べたもの。指導医は必読! 筆者がフィジカルに深くこだわるようになったきっかけでもある〉
3)McGee S : Evidence-Based Physical Diagnosis. Elsevier Saunders, 2001. 〈ご存知『マクギー』。改訂を重ねるごとに内容も充実の定番。最新版は第4版〉
4)Orient JM : Sapira's Art and Science of Bedside Diagnosis, 4ed. Lippincott Williams & Wilkins, 2009. 〈気軽に手に取って……とは、とても言えない。とんでもない広さと深さをもつ、身体診察に関する名著。正直、原文は非常に難解な英語で読みにくいが、持っていて損はない〉
5)Orient JM. 2009/須藤 博,他(監訳):サパイラ 身体診察のアートとサイエンス 原書第4版.医学書院,2013. 〈少なくとも原書よりは読みやすい日本語版。訳註が充実している。実はあちこち細かいところに隠された面白ネタを探すのも楽しい。p.23〉
6)須藤 博:「一目瞭然!目で見る症例」問題・回答.日内会誌101(8) : 2367-2369, 2012. 〈尿閉の腹部所見(視診と聴性打診)と腹部を真横からみる有用性を紹介〉
7)循環器Physical Examination 講習会.http://physicalexamination.jp/(2017年12月8日現在) 〈例年11月下旬に開催される人気講習会。頸静脈の診察や聴診について実践的な内容で学べる素晴らしい勉強会。大推薦〉
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