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ジェネラリスト漢方Basics|東西2つの視点でアプローチ・1【新連載】
プロローグ「“葛根湯医者”にはなりたくない!?」—インフルエンザの治療を例に始めてみましょう
著者: 岡部竜吾1
所属機関: 1伊那市国保美和診療所
ページ範囲:P.97 - P.99
文献購入ページに移動 総合診療の場で現代医学的標準治療を行っても、患者に十分な満足感が得られないことがあり、このような時に漢方が役立つことがある。また機能性疾患や、風邪などウイルス性疾患では、現代医学的治療より漢方治療のほうが優れる場合もある。現代医学的治療と漢方治療を併用できることは、日本の医療の特長である。本連載では、日常によくある疾患の典型例を挙げ、漢方の基本的考え方を学んでいきたい。
参考文献
1)岡部竜吾:漢方診療の基本中の基本.総合診療26(3) : 205-209, 2016.
2)岡部竜吾,他:Q&A「風邪に葛根湯」は正しいのか教えてください.治療85(1) : 162-165, 2003.
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