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特集 クリニカル・パールPremium!—憧れのカリスマ医師はかく語りき シニアカリスマ医師はかく語りき
宮城征四郎先生はかく語りき
著者: 喜舎場朝雄1
所属機関: 1沖縄県立中部病院呼吸器内科
ページ範囲:P.1400 - P.1402
文献購入ページに移動宮城征四郎先生プロフィール
宮城先生は1964年に新潟大学医学部を卒業し、1969年京都大学大学院医学研究科博士課程単位取得後中退、その後、同大学より医学博士号取得。京都大学の胸部疾患研究所で、後に京都大学教授となる泉孝英先生と出会い、永年医療経済・医学教育などについていろいろ意見交換をされてきています。1969年にWHOフェローとして1年間デンマークのコペンハーゲン大学に留学(人工呼吸管理学)、また、米国にも臨床留学され、コロラド大学のThomas Petty教授に師事して慢性呼吸不全を深く学び、帰国後、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する在宅酸素療法の導入と保険収載の先駆けとなりました。Petty先生の教えは、宮城先生の骨格になっています。1972年より沖縄県立中部病院呼吸器内科に勤務され、1996〜2003年3月まで同院院長を務められ、2003年より臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター所長、2017年4月より同名誉センター長です。
宮城先生はとても明るくユーモアがあり、太陽の如き存在で、沖縄においては「呼吸器内科教育のパイオニア」、わが国での「慢性呼吸不全の先駆者」と言えるカリスマ医師です。
宮城先生は1964年に新潟大学医学部を卒業し、1969年京都大学大学院医学研究科博士課程単位取得後中退、その後、同大学より医学博士号取得。京都大学の胸部疾患研究所で、後に京都大学教授となる泉孝英先生と出会い、永年医療経済・医学教育などについていろいろ意見交換をされてきています。1969年にWHOフェローとして1年間デンマークのコペンハーゲン大学に留学(人工呼吸管理学)、また、米国にも臨床留学され、コロラド大学のThomas Petty教授に師事して慢性呼吸不全を深く学び、帰国後、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する在宅酸素療法の導入と保険収載の先駆けとなりました。Petty先生の教えは、宮城先生の骨格になっています。1972年より沖縄県立中部病院呼吸器内科に勤務され、1996〜2003年3月まで同院院長を務められ、2003年より臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター所長、2017年4月より同名誉センター長です。
宮城先生はとても明るくユーモアがあり、太陽の如き存在で、沖縄においては「呼吸器内科教育のパイオニア」、わが国での「慢性呼吸不全の先駆者」と言えるカリスマ医師です。
参考文献
1)宮城征四郎:COPDにおける理学所見と肺機能検査値との関係.臨床病理38 : 415-419, 1990.
2)Kishaba T : Practical management of idiopathic pulmonary fibrosis. Sarcoidosis Vasc Diffuse Lung Dis 32(2) : 90-98, 2015. PMID 26278687
3)宮城征四郎(監):呼吸器病レジデントマニュアル第4版.pp2-14,医学書院,2008.
4)Piirila P,et al : Crackles in patients with fibrosing alveolitis, bronchiectasis, COPD, and heart failure. Chest 99(5) : 1076-1083, 1991. PMID 2019160
5)Norisue Y, et al : Phasic characteristics of inspiratory crackles of bacterial and atypical pneumonia. PostGrad Med J 84(994) : 432-436, 2008. PMID 18832405
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