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文献詳細

雑誌文献

総合診療28巻11号

2018年11月発行

文献概要

みるトレ Special・23

グラム陰性双球菌の菌血症?

著者: 笠原敬1

所属機関: 1奈良県立医科大学感染症センター

ページ範囲:P.1551 - P.1554

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患者:70歳台、男性。がん治療にて入院中。
主訴:発熱。
現病歴:201X年6月3日に下咽頭がんの切除術を行い、その後はシスプラチンによる術後化学療法を行っていた。7月12日から発熱が出現し、「誤嚥性肺炎」の診断でスルバクタム/アンピシリンが投与されたが改善せず、7月16日からタゾバクタム/ピペラシリンが投与されたが発熱が持続し、同日採取された血液培養が陽性になった(図1)。

参考文献

1)Uehara Y, et al:Impact of reporting gram stain results from blood culture bottles on the selection of antimicrobial agents. Am J Clin Pathol 132(1) : 18-25, 2009. PMID 19864229
2)Hsu LY, et al:Carbapenem-Resistant Acinetobacter baumannii and Enterobacteriaceae in South and Southeast Asia. Clin Microbiol Rev 30(1) : 1-22, 2017. PMID 27795305
3)Weber DJ, et al:The role of the surface environment in healthcare-associated infections. Curr Opin Infect Dis 26(4) : 338-344, 2013. PMID 23743816

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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