文献詳細
55歳からの家庭医療|明日から地域で働く技術とエビデンス・14
—「病い」へのアプローチ1—Clinical Method in Family Medicine:FIFE
著者: 藤沼康樹1
所属機関: 1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
ページ範囲:P.288 - P.293
文献概要
家庭医療学においては、前者は「疾患(disease)」へのアプローチ、後者は「病い(illness)」へのアプローチと呼ばれ、この2つのアプローチを同時並行的に実施することが、家庭医らしい臨床的方法(clinical method)とされます1)。このことを知ってから、私自身、プライマリ・ケア外来において患者さんがぜんぜん違って見えるようになったことを、今でも鮮明に覚えています。
参考文献
掲載誌情報