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Editorial
感染症外来でのChoosing Wisely
著者: 徳田安春1
所属機関: 1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄
ページ範囲:P.469 - P.469
文献購入ページに移動 発熱や悪寒などで感染症が疑われる外来患者さんは多い。そのようななかで、どのような検査をオーダーし、どのような治療を行うかの判断は大変重要である。
もちろん、敗血症や髄膜炎、壊死性軟部組織感染症などでは、迅速な検査と治療が求められる。一方で、過剰な検査は、時に診断をミスリードする。そして過剰な抗菌薬の使用は、薬剤耐性菌を蔓延させることにつながる。不必要な抗菌薬治療は、副作用のリスクを高めるだけで、医療の価値を低くしてしまう。最近話題の抗菌薬の副作用には、フルオロキノロン抗菌薬による大動脈解離のリスク上昇がある。
もちろん、敗血症や髄膜炎、壊死性軟部組織感染症などでは、迅速な検査と治療が求められる。一方で、過剰な検査は、時に診断をミスリードする。そして過剰な抗菌薬の使用は、薬剤耐性菌を蔓延させることにつながる。不必要な抗菌薬治療は、副作用のリスクを高めるだけで、医療の価値を低くしてしまう。最近話題の抗菌薬の副作用には、フルオロキノロン抗菌薬による大動脈解離のリスク上昇がある。
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