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ジェネラリスト漢方Basics|東西2つの視点でアプローチ・4
「集中力が出て、勉強のできる花粉症の漢方薬をください」—体質を考えて処方する
著者: 岡部竜吾1
所属機関: 1伊那市国保美和診療所
ページ範囲:P.544 - P.546
文献購入ページに移動 ある治療が「良かった」と噂になると、それを聞きつけて別の患者さんが訪れる。そこに受験が絡んだりすると、さらに患者さんの真剣味が増す。そのような患者さんのなかには、一見さんも少なくはないのだが。
前回は「実証には攻める薬、虚証には補う薬」という漢方基本原則をもとに、漢方マニュアルの使い方をお示ししたが、今回は花粉症を例に考えてみたい。
前回は「実証には攻める薬、虚証には補う薬」という漢方基本原則をもとに、漢方マニュアルの使い方をお示ししたが、今回は花粉症を例に考えてみたい。
参考文献
1)岡部竜吾:漢方診療の基本中の基本—漢方診療の原則と副作用などの注意点.総合診療26(3) : 205-209, 2016.
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