総合診療28巻5号

2018年05月発行

国試にたずねよ・17

今が盛りの梅の花

著者： 山中克郎¹

所属機関： ¹諏訪中央病院総合内科

ページ範囲：P.724 - P.727

　今冬、信州の冷え込みは厳しかった。諏訪湖が全面氷結し、氷の割れ目がせり上がる「御神渡り」が5年ぶりに観察された。
　雪が降り積もると、高英男（1918〜2009）が歌う「雪の降るまちを」（1952）の情景が思い出される。私は2番の歌詞が好きである。医師国家試験のつらい勉強に耐えて合格し、医師として働き始める時ほど、心ときめく瞬間はない。

参考文献

1）国立感染症研究所 感染症疫学センター・細菌第一部：日本の梅毒症例の動向について（2018年1月5日現在）．国立感染症研究所，2018. https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrs/7816-syphilis-data-20180105.html

2）石金正裕：梅毒の故きを温ねて新しきを知る．KANSEN Journal 58，日本感染症教育研究会（IDATEN），2017. http://www.theidaten.jp/journal_cont/20170110J58.htm#

3）中山周一，他：梅毒とは．国立感染症研究所，2014．https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ha/syphilis/392-encyclopedia/465-syphilis-info.html