icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療28巻7号

2018年07月発行

文献概要

特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40 専門医から「日常的なフォローアップをお願いします」となりやすい疾患群の薬

19)緑内障|ダイアモックス®(アセタゾラミド)

著者: 山城博子1

所属機関: 1医療法人財団 東京勤労者医療会 代々木病院 眼科

ページ範囲:P.923 - P.923

文献購入ページに移動
急性閉塞隅角緑内障発作などの緊急時や、末期緑内障の手術待機時など、限られた場合にのみ眼圧下降目的で使用する。緑内障は「点眼薬」による治療が主体であり、アセタゾラミドを長期に内服することは稀である(長期投与服用による副作用リスクが高い)。

参考文献

1)Scozzafava A, et al :Glaucoma and the applications of carbonic anhydrase inhibitors. Subcell Biochem 75 : 349-359, 2014. PMID 24146387
2)Sridharan K, et al : Pharmacological interventions for preventing acute mountain sickness ; a network meta-analysis and trial sequential analysis of randomized clinical trials. Ann Med 50(2):147-155, 2018. PMID 29166795
3)Smith SV, et al : The Idiopathic Intracranial Hypertention Treatment Trial ; A Review of the Outcomes. Headache 57(8) : 1303-1310, 2017, PMID 28758206
4)澤口昭一:炭酸脱水酵素阻害薬(内服含む;配合剤含まず).あたらしい眼科29(4) : 467-472, 2012.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?