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文献詳細

雑誌文献

総合診療28巻7号

2018年07月発行

文献概要

特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40 専門医から「日常的なフォローアップをお願いします」となりやすい疾患群の薬

21)C型肝炎|スンベプラ®(アスナプレビル)

著者: 池内和彦1 奥新和也2 四柳宏3

所属機関: 1東京大学医学部附属病院 感染症内科 2東京大学医学部附属病院 感染制御部 3東京大学医科学研究所附属病院 感染免疫内科

ページ範囲:P.925 - P.925

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抗HCV作用をもつDAASで、NS3/4A領域をターゲットとしたプロテアーゼ阻害薬である。ダクラタスビルとの併用療法は2014年に国内初のIFNフリー療法として「ゲノタイプ1」を対象に認可されたが、中等度〜高度の「肝障害」が時にみられ、非治癒例で「アミノ酸耐性変異」が出現することから、近年は新規プロテアーゼ阻害薬が使用されるようになってきている。

参考文献

1)Manns M, et al : Simeprevir with pegylated interferon alfa 2a or 2b plus ribavirin in treatment-naive patients with chronic hepatitis C virus genotype 1 infection(QUEST-2) ; a randomised, double-blind, placebo-controlled phase 3 trial. Lancet 384(9941) : 414-426, 2014. PMID 24907224

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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