icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療28巻7号

2018年07月発行

文献概要

特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40 専門医から「落ち着いたので、そちら(外来・在宅)で診てください」となりやすい疾患群の薬

35)肺結核|エサンブトール® エブトール®(エタンブトール)

著者: 金子惇1

所属機関: 1浜松医科大学 地域家庭医療学

ページ範囲:P.939 - P.939

文献購入ページに移動
結核の標準治療薬の1つであり、日本においてはリファンピシン、イソニアジド、ピラジナミドの3剤に、本剤(もしくはストレプトマイシン)を加えた「4剤」を2カ月間使用し、その後リファンピシンとイソニアジドを4カ月間使用する方法が第一選択となっている。プライマリ・ケアにおいては、他の抗結核薬と同様に「診断を受けたあとの処方を継続する」というシチュエーションが多い。

参考文献

1)Lee EJ, et al : Incidence and clinical features of ethambutol-induced optic neuropathy in Korea. J Neuroophthalmol 28(4) : 269-277, 2008. PMID 19145123
2)日本結核病学会:結核診療ガイドライン.南江堂,2015.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?