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文献詳細

雑誌文献

総合診療28巻7号

2018年07月発行

文献概要

特集 この薬だけは押さえておきたい! 総合診療医のためのSpecialist Drug 40 専門医から「落ち着いたので、そちら(外来・在宅)で診てください」となりやすい疾患群の薬

36)骨粗鬆症|フォルテオ®(テリパラチド(遺伝子組換え))

著者: 服部周平1 萩野昇1

所属機関: 1帝京大学ちば総合医療センター 第三内科

ページ範囲:P.940 - P.940

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副甲状腺ホルモンのアミノ酸配列の一部を製剤化したもの。ビスホスホネート製剤が使用できない場合や効果に乏しい場合の切り札として使われる。また、ステロイド骨粗鬆症で椎体骨折を起こした場合も良い適応である。1日1回の自己注射剤(最大2年間まで)。

参考文献

1)Nevitt MC, et al : Reduced risk of back pain following teriparatide treatment ; a meta-analysis. Osteoporos Int 17(2) : 273-280, 2006. PMID 16142502
2)Saag KG, et al : Teriparatide or alendronate in glucocorticoid-induced osteoporosis. N Engl J Med 357(20) : 2028-2039, 2007. PMID 18003959
3)日本骨粗鬆症学会,日本骨代謝学会,骨粗鬆症財団:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版.ライフサイエンス出版,2015.
4)Qaseem A, et al : Treatment of Low Bone Density or Osteoporosis to Prevent Fractures in Men and Women ; A Clinical Practice Guideline Update From the American College of Physicians. Ann Intern Med 166(11) : 818-839, 2017. PMID 28492856

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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