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特集 オンコ・ジェネラリスト—「がん」に強い総合診療医をめざして 【診断する!初期治療を行う!】 【診断コラム】
がん検診での腫瘍マーカー異常への対応は?
著者: 岡崎俊介1
所属機関: 1大阪市立総合医療センター 腫瘍内科
ページ範囲:P.1208 - P.1211
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患者:Aさん、65歳、男性。生来健康。
現病歴:退職を機に、人間ドックを受診。CEAが7.0ng/mL(基準値≦5.0ng/mL)で要精査と判定。精査目的で前医紹介受診。CTや内視鏡など諸検査にて、明らかな腫瘍性病変を指摘されず。納得できず、セカンドオピニオン目的で当科紹介。
患者:Aさん、65歳、男性。生来健康。
現病歴:退職を機に、人間ドックを受診。CEAが7.0ng/mL(基準値≦5.0ng/mL)で要精査と判定。精査目的で前医紹介受診。CTや内視鏡など諸検査にて、明らかな腫瘍性病変を指摘されず。納得できず、セカンドオピニオン目的で当科紹介。
参考文献
1)国立がん研究センター:がん検診について.国立がん研究センター がん情報サービス(医療関係者向けサイト),2017. https://ganjoho.jp/med_pro/pre_scr/screening/screening.html 〈日本のがん検診の現状と課題について、諸外国との比較も含めて、わかりやすくまとめてある〉
2)がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究班:有効性評価に基づくがん検診ガイドライン作成手順.厚生労働省,2005. http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/Full_060103.pdf〈標準化されたがん検診ガイドライン作成方法がまとめてあり、文献検索やレビューに必要なツールも記載されている〉
3)NIPTコンソーシアム:「母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)」を考えている妊婦さんへ 日本医学会が認定する医療機関でのNIPT受検のお願い.2017. http://www.nipt.jp/index.html〈NIPTコンソーシアムの活動や臨床試験、遺伝カウンセリングなどの内容が掲載されている〉
の患者用リストの一部の日本語訳なども掲載されている〉
キャンペーンを日本でも推進すべきと呼びかけ、日本で最初の推奨リストを掲載している〉
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