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文献詳細

雑誌文献

総合診療28巻9号

2018年09月発行

文献概要

特集 オンコ・ジェネラリスト—「がん」に強い総合診療医をめざして 【治療に関わる!連携する!】 【治療コラム】

ジェネラリストによる悪性リンパ腫治療

著者: 東光久12

所属機関: 1福島県立医科大学 白河総合診療アカデミー 2白河厚生総合病院 総合診療科

ページ範囲:P.1234 - P.1235

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 筆者が血液専門医ということもあり、白河総合診療アカデミーでは、当科で診断した「悪性リンパ腫」は、原則として当科でそのまま診療し、R-CHOP(リツキシマブ、シクロフォスファミド、アドリアマイシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)療法を含めた抗がん治療を行っている(表1)。
 私見であるが、「総合診療医」が悪性リンパ腫の治療を行うことは可能であり、総合診療医にとっても「R-CHOP療法」を中心とした抗がん薬の効果と有害事象マネジメントの貴重な経験となる。本稿では、総合診療医が悪性リンパ腫の化学療法を行うためのエッセンスを解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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