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#総合診療
#書評:国際頭痛分類 第3版
著者: 上田剛士1
所属機関: 1洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
ページ範囲:P.101 - P.101
文献購入ページに移動 国際頭痛学会による最新の分類・診断基準の日本語版がついに刊行された。国によって診断基準が異なっていては学術的に問題となるのと同様に、医師によって診断根拠が異なっていては日常診療に混乱が生じることは想像にたやすい。本書は、頭痛診療に関わるすべての医師が手に取るべき書籍である。
専門家が集まり磨き抜かれた診断基準には多くのエビデンスや経験が集約されており、第1章では「片頭痛」の奥深い世界に感嘆する。過去には群発頭痛が代表的疾患であった自律神経症状を伴う頭痛は「三叉神経・自律神経性頭痛」としてまとめられ、持続性片側頭痛や神経性様頭痛発作(SUNA)といった疾患概念がより明確に整理された。
専門家が集まり磨き抜かれた診断基準には多くのエビデンスや経験が集約されており、第1章では「片頭痛」の奥深い世界に感嘆する。過去には群発頭痛が代表的疾患であった自律神経症状を伴う頭痛は「三叉神経・自律神経性頭痛」としてまとめられ、持続性片側頭痛や神経性様頭痛発作(SUNA)といった疾患概念がより明確に整理された。
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