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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻10号

2019年10月発行

文献概要

特集 教えて!医師のためのビジネス・スキル 【組織マネジメント 臨床マネジメントQ&A】

Q2 治療方針や退院時期をめぐって医師と看護師が対立している場合、どうしたらよいでしょうか?

著者: 酒井郁子1

所属機関: 1千葉大学大学院看護学研究科 専門職連携教育研究センター

ページ範囲:P.1186 - P.1188

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 治療方針や退院時期をめぐって医師と看護師が対立することは、その対立が成熟した医師-看護師関係のもと互いに専門職としての意見を明確に表明したうえでのことであれば、すばらしいことである。そしてその対立は患者を中心に考えれば、必ず解決策が導かれる。
 しかし、臨床では解決困難な不健全な対立となることも多いために、このような問いQ2が生まれると考える。対立が表面化した時に、その対立が不健全な対立であるのか、健全な対立なのかを、まず見極める必要がある。

参考文献

1)有村京子:看護業務の性格と法律構造に関する社会法的考察.鹿児島県立短期大学地域研究所研究年報26 : 21-57, 1997.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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