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特集 教えて!医師のためのビジネス・スキル 【キャリア・マネジメント】
ジェネラリストとキャリア開発
著者: 賀來敦1
所属機関: 1社会医療法人清風会岡山家庭医療センター
ページ範囲:P.1216 - P.1220
文献購入ページに移動 ここ10年間で、医師のキャリア形成の仕組みは大きく変化しようとしている。従来はおよそ8割の医学部卒業生が医局に所属し、組織の一員としてキャリアマネジメントを組織に委ねていた。しかしいま、医学生・医師自身が自らのキャリアを「自己決定」し、切り拓いていく時代へと変化している。なぜ、このような変化が生じているのだろうか?
参考文献
1)遠井敬大,他:家庭医療専門医の活動に関する実態調査.日本プライマリ・ケア連合学会誌 39(4) : 243-249, 2016. 〈家庭医療専門医の所在,提供している診療内容を具体的に明らかにしている〉
2)National Career Development Guidelines (NCDG)Framework. http://www.ncda.org/aws/NCDA/asset_manager/get_file/3384?ver=16587 〈キャリア開発に必要な能力のリストが、知識・行動・内省のレベルに分類されて記述されている〉
3)益田勉:キャリア発達の内容理論と過程理論;キャリア発達理論の総合的理解に向けての1視点.人間科学研究34 : 85-96, 2012. 〈キャリア発達論の分類や系譜の統合的な紹介〉
4)独立行政法人 労働政策研究・研修機構:職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査 JILPT資料シリーズNo.165,2016. https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2016/documents/165.html 〈キャリア理論の解説と職業場面への応用実例を示してくれている〉
5)Erik Larson : A checklist for making faster, better decisions. Harvard Business Review, 2016. https://hbr.org/2016/03/a-checklist-for-making-faster-better-decisions 〈意思決定のスピードと精度を高める7つのステップについての解説〉
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