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特集 教えて!医師のためのビジネス・スキル 【キャリア・マネジメント】
医師のためのMBAコース紹介
著者: 齋木啓子1
所属機関: 1みんなのクリニック大井町
ページ範囲:P.1224 - P.1226
文献購入ページに移動なぜMBAコースに入ったか?
私は、医師9年目に院長として新規分院を立ち上げることになり、同時に法人の理事にも就任したことをきっかけとして、自らのクリニックの運営や法人全体の経営に関わるようになった。しかし、医師の卒前・卒後教育において、マネジメントや経営に関して学ぶ機会はほとんどなく、突然管理者サイドに就くことになった多くの若手医師同様、手探りの日々であった。院長業務に限っては、スタッフにも支えられ、手探りでも何とか回せたが、親ほど歳の離れた理事で構成される理事会では、全く存在意義を示せずにいた。
そこで、「単なる経験則に依るのではなく、学術的根拠をもって、より論理的にマネジメントを行えるようになりたい」という思いから、入学を決意した。
私は、医師9年目に院長として新規分院を立ち上げることになり、同時に法人の理事にも就任したことをきっかけとして、自らのクリニックの運営や法人全体の経営に関わるようになった。しかし、医師の卒前・卒後教育において、マネジメントや経営に関して学ぶ機会はほとんどなく、突然管理者サイドに就くことになった多くの若手医師同様、手探りの日々であった。院長業務に限っては、スタッフにも支えられ、手探りでも何とか回せたが、親ほど歳の離れた理事で構成される理事会では、全く存在意義を示せずにいた。
そこで、「単なる経験則に依るのではなく、学術的根拠をもって、より論理的にマネジメントを行えるようになりたい」という思いから、入学を決意した。
参考文献
1)角田圭雄:MBA的医療経営—目指せ!!メディカルエグゼクティブ.幻冬舎メディコンサルティング,2017. 〈管理職を目指す医療従事者のために,経営学の基本的な知識を理解しやすく解説〉
2)Leadership Training Fellowship-distant. cfmd.jp/フェローシップ一覧/shidoui/ 〈家庭医療指導医およびリーダー養成のためのフェローシッププログラム。1年間にわたりリーダーシップ・家庭医療教育・組織運営に関する学びを進める〉
3)喜多元宏:間違いだらけのMBA.光文社,2008.
4)喜多元宏:日本で第三者機関認定のMBA資格を取得するには.MARR online 2019. https://www.marr.jp/marr/category/pr/entry/13078
5)喜多元宏:働きながら短期取得で低コスト!日本に居ながら英国国立大のMBA学位.月刊誌Wedge, 2018. http://gmc-bs.com/angliamba/wp/wp-content/uploads/2018/09/wedge.pdf
6)喜多元宏:「私の視点」—MBA資格 国際機関の認定こそ重要.朝日新聞,2018年4月7日. 〈文献3〜6は,MBAコースの構成や品質保証制度などの基本的なことを理解するのに有用〉
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