文献詳細
特集 臨床写真図鑑 レアな疾患編—見逃したくない疾患のコモンな所見
【総論】
「臨床写真」の無限の可能性—NEJMに掲載されるコツ
著者: 忽那賢志1
所属機関: 1国立国際医療研究センター 国際感染症センター 国際感染症対策室
ページ範囲:P.1312 - P.1315
文献概要
昔と違って現代に生きる医療者は、写真や動画の撮影がより身近になっています。かつては、カメラやビデオカメラを購入し、写真は現像も必要でした。ところが今は、いずれもスマートフォンなど携帯電話で撮影可能になり、コンパクトデジタルカメラにも動画撮影機能がついています。当時は、ベッドサイドで「これは!」と思う所見を見つけても、一度医局にカメラを取りに戻っていましたが、今ではその場ですかさず撮影することも可能です。時に臨床写真を撮影できるタイミングは「一期一会」ですので、こういった簡便さ・迅速さが当たり前な現代は、“臨床写真家”にとって大変ありがたい時代です。
参考文献
掲載誌情報