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文献概要
特集 臨床写真図鑑 レアな疾患編—見逃したくない疾患のコモンな所見 レアな疾患のコモンな所見集
ドリップコーヒーにミルクを入れてください。
著者: 山本祐1
所属機関: 1自治医科大学附属病院 総合診療内科
ページ範囲:P.1349 - P.1350
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患者:70歳、女性
来院理由:高血圧症に対する診療継続希望
現病歴:30歳台から、高血圧症のため他院で降圧治療を受けていた。転居に伴い治療継続を希望して受診した。自覚症状はない。
既往歴:10歳台から、体にできものが増えてきた。数は増えているが痛みはなく、体質だと思いそのままにしていた。
内服薬:アムロジピン5mg/日、オルメサルタン20mg/日
家族歴:41歳の息子も10歳台から体にできものができ、徐々に数が増えてきている。
身体所見:血圧142/90mmHg、脈拍数72回/分・整、呼吸数12回/分。心音・呼吸音に異常なし。
顔面・体幹・腋窩・四肢に、5〜20mm大の柔らかい腫瘤と10mm以下の色素斑を多数認める(図1)。患者とともに感冒で同日受診していた息子の背部にも同様の腫瘤を多数認め、背部と側胸部には20〜40mm大の色素斑を認める(図2)。
患者:70歳、女性
来院理由:高血圧症に対する診療継続希望
現病歴:30歳台から、高血圧症のため他院で降圧治療を受けていた。転居に伴い治療継続を希望して受診した。自覚症状はない。
既往歴:10歳台から、体にできものが増えてきた。数は増えているが痛みはなく、体質だと思いそのままにしていた。
内服薬:アムロジピン5mg/日、オルメサルタン20mg/日
家族歴:41歳の息子も10歳台から体にできものができ、徐々に数が増えてきている。
身体所見:血圧142/90mmHg、脈拍数72回/分・整、呼吸数12回/分。心音・呼吸音に異常なし。
顔面・体幹・腋窩・四肢に、5〜20mm大の柔らかい腫瘤と10mm以下の色素斑を多数認める(図1)。患者とともに感冒で同日受診していた息子の背部にも同様の腫瘤を多数認め、背部と側胸部には20〜40mm大の色素斑を認める(図2)。
参考文献
1)吉田雄一,他:日本皮膚科学会ガイドライン 神経線維腫症1型(レックリングハウゼン病)診療ガイドライン2018. 日皮会誌 128(1) : 17-34, 2018.
2)高木廣文,他:レックリングハウゼン病と結節性硬化症の二次調査の重複率と全国患者数.pp11-15, 厚生省特定疾患神経皮膚症候群調査研究班 昭和62年度研究報告書,1988.
, 2018. https://www.uptodate.com/contents/neurofibromatosis-type-1-nf1-pathogenesis-clinical-features-and-diagnosis (2019年10月3日現在)
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