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みるトレ Special・26
喀痰培養は陰性でした。
著者: 笠原敬1
所属機関: 1奈良県立医科大学感染症センター
ページ範囲:P.205 - P.208
文献購入ページに移動 あなたは、300床の臨床研修指定病院の総合内科の医長である。
患者は、長期療養施設入所中の80歳代男性で、数日前に食事中に嘔吐し、その後元気がなかったが、食事を一切受けつけなくなり、SpO2も80%台に低下しているとのことで来院した。来院時の胸部X線で肺炎像を認めたため、喀痰を採取後、抗菌薬を開始した。
本日、喀痰の培養結果が判明し、研修医が「先生、喀痰の培養結果が出ましたけど、陰性でした」と報告してきた。喀痰の一般細菌検査結果を図1に示す。
患者は、長期療養施設入所中の80歳代男性で、数日前に食事中に嘔吐し、その後元気がなかったが、食事を一切受けつけなくなり、SpO2も80%台に低下しているとのことで来院した。来院時の胸部X線で肺炎像を認めたため、喀痰を採取後、抗菌薬を開始した。
本日、喀痰の培養結果が判明し、研修医が「先生、喀痰の培養結果が出ましたけど、陰性でした」と報告してきた。喀痰の一般細菌検査結果を図1に示す。
参考文献
1)金坂伊須萌,他:歯性感染症から分離したPrevotella属が産生するβ-lactamaseとceftriaxone耐性に関する検討.歯薬療法34(3):100-105, 2015.
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