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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻3号

2019年03月発行

文献概要

特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31 【慢性期外来 虚血性心疾患】

Q7 安定狭心症には「PCI」をしなくて、ホントにいいの?

著者: 香坂俊1

所属機関: 1慶應義塾大学病院 循環器内科

ページ範囲:P.268 - P.269

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すべての安定狭心症患者にルーチンで経皮的冠動脈形成術(PCI)を行う時代でなくなったことは確か。現場では、まず「本当に症状は安定しているのか?」を確認し、安定しているのなら「外来で薬剤を導入し、並行してリスク評価」を進めていく(PCIを考えるのは、これらのステップを踏んだあと)。

参考文献

1)Boden WE, et al : Optimal medical therapy with or without PCI for stable coronary disease. N Engl J Med 356(15) : 1503-1516, 2007. PMID 17387127
2)Weintraub WS, et al : Effect of PCI on quality of life in patients with stable coronary disease. N Engl J Med 359(7) : 677-687, 2008. PMID 18703470

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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