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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻3号

2019年03月発行

文献概要

特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31 【高齢者・在宅患者 心不全】

Q27 「急性増悪」に気づくには? その対処は?

著者: 横山広行12

所属機関: 1横山内科循環器科医院 2国立循環器病研究センター

ページ範囲:P.304 - P.305

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心不全の急性増悪を早い段階で見つけ出すには、臨床病型分類「Nohria-Stevenson分類」が有効である。「収縮期血圧<90mmHg」の低血圧症例は特に予後不良であり、呼吸困難が著しく「起坐呼吸」となっている症例とともに、専門病院への搬送を検討する。

参考文献

1)CONSENSUS Trial Study Group : Effects of enalapril on mortality in severe congestive heart failure. Results of the Cooperative North Scandinavian Enalapril Survival Study (CONSENSUS). N Engl J Med 316(23) : 1429-1435, 1987. PMID 2883575
2)日本循環器学会,日本心不全学会,他:急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版).2018.
3)Nohria A, et al:Medical management of advanced heart failure. JAMA 287(5) : 628-640, 2002. PMID 11829703

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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