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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻3号

2019年03月発行

文献概要

特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31 【高齢者・在宅患者 心不全】

Q30 在宅における「緩和ケア」と「終末期医療」、どう考え、どうすべきか?

著者: 弓野大1

所属機関: 1ゆみのハートクリニック

ページ範囲:P.310 - P.312

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在宅は“密室”であるがゆえ、医療者本位で物事が進むことがある。このため「患者本人の価値観」を大切にし、判断に迷う場合は家族を含むチームでの合意形成を行う。また、在宅現場では、「苦痛の予防」を意識しながら、多施設・多職種のチームで診ていかなければならない。そのためには、❶チームでの情報共有、❷意思決定支援、❸介護負担軽減の3つが欠かせない。

参考文献

1)日本心不全学会ガイドライン委員会(編):高齢心不全患者の治療に関するステートメント.日本心不全学会,2016. http://www.asas.or.jp/jhfs/pdf/Statement_HeartFailurel.pdf
2)日本循環器学会,日本心不全学会,他:急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版).2018.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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