総合診療29巻3号

2019年03月発行

投稿 GM Clinical Pictures

懐に潜む小刀の正体

著者： 八島広典¹

所属機関： ¹昭和大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科

ページ範囲：P.329 - P.330

CASE
患者：24歳、女性。
主訴：胸部異常陰影。
病歴：生来健康な若年女性。近医に定期健康診断で受診した際に、胸部異常陰影を指摘され、CTを含めた精査目的に当院へ紹介受診した。
既往症：特記事項なし。
家族歴：特記事項なし。
身体所見：心音・整、雑音なし。肺音・清、ラ音なし。発熱なし。

参考文献

1）Dusenbery SM, et al : Outcome predictors and implications for management of scimitar syndrome. Am Heart J 165（5） : 770-777, 2013. PMID 23622914