文献詳細
投稿 GM Clinical Pictures
文献概要
CASE
患者:33歳、男性。生来健康。
主訴:「尻から紐のようなものが出てきた」。
現病歴:来院当日の2時間ほど前に上記に気づき、救急外来を受診した。腹痛や下痢などの自覚症状の訴えはなかった。このようなエピソードは初めて。寿司が好き。
既往歴:なし。
身体所見:バイタルサインに異常なし。腸蠕動音正常、腹壁は平坦・軟で圧痛なし。眼瞼結膜の蒼白なし。肛門から白色の紐状のものが20cmほど出ており、引っ張り出すと図1のものが出てきた。
患者:33歳、男性。生来健康。
主訴:「尻から紐のようなものが出てきた」。
現病歴:来院当日の2時間ほど前に上記に気づき、救急外来を受診した。腹痛や下痢などの自覚症状の訴えはなかった。このようなエピソードは初めて。寿司が好き。
既往歴:なし。
身体所見:バイタルサインに異常なし。腸蠕動音正常、腹壁は平坦・軟で圧痛なし。眼瞼結膜の蒼白なし。肛門から白色の紐状のものが20cmほど出ており、引っ張り出すと図1のものが出てきた。
参考文献
1)Scholz T, et al : Update on the human broad tapeworm(genus diphyllobothrium), including clinical relevance. Clin Microbiol Rev 22(1) : 146-160, 2009. PMID 19136438
2)阿部仁一郎,他:遺伝子検査による日本海裂頭条虫,マンソン孤虫,無鉤条虫の同定.生活衛生 53(3) : 169-176, 2009.
掲載誌情報