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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻4号

2019年04月発行

文献概要

55歳からの家庭医療 Season 2|明日から地域で働く技術とエビデンス・20

—家庭医による「診断推論」の謎—THE PROBLEM SPACE is INFINITE

著者: 藤沼康樹1

所属機関: 1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター

ページ範囲:P.488 - P.492

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連載再開にあたって
 これまで(本誌2017年1月号〜2018年7月号)は、家庭医療における「個別ケア」「家族ケア」「地域ケア」に関して、“家庭医らしい”アプローチの特徴をそれぞれ述べてきました。そして、家庭医療の卓越性は対象主体へのアプローチに現れること、また、卓越した家庭医療の対象が「多疾患併存」「未分化な初診患者」「複雑な健康問題」「下降期慢性疾患」といった現代日本の医療が直面している困難な問題群にあることを提示しました。

参考文献

1)志水太郎:診断戦略—診断力向上のためのアートとサイエンス.医学書院,2014.
2)Donner-Banzhoff N, et al : The phenomenology of the diagnostic process ; a primary care-based survey. Med Decis Making 37(1) : 27-34, 2017. PMID 27301260
3)Donner-Banzhoff N : Solving the diagnostic challenge ; a patient-centered approach. Ann Fam Med 16(4) : 353-358, 2018. PMID 29987086
4)前田裕二:メモの魔力—The Magic of Memos. 幻冬舎,2018.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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