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オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・28
ちょっと待った、その骨折!
著者: 盛島菜美1 眞境名豊文1 比嘉盛丈1 徳田安春2
所属機関: 1社会医療法人友愛会 豊見城中央病院 糖尿病・生活習慣病センター 2臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
ページ範囲:P.493 - P.496
文献購入ページに移動患者:22歳、男性。
主訴:左股関節痛。
現病歴:受診約10日前、フットサル中に徐々に左股関節痛が出現した。その時は引きずって歩ける程度の痛みであり、翌日に近医整形外科を受診したがX線検査では原因を特定できず、後日MRIでの精密検査の予定となっていた。受診日の朝、自宅の庭で岩に足をとられて転倒し、その後より左股関節痛が増強して歩行困難となったため、当院へ救急搬送された。
既往歴:出生時の異常指摘なし。生後3カ月の頃に敗血症での入院歴あり。小学生〜中学生の時に手指の骨折、計3回。
生活歴:大学生。機会飲酒、喫煙なし。
内服歴:定期内服薬はなし。
家族歴:特記事項なし。
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