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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻5号

2019年05月発行

文献概要

特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38 【各論】

13 meralgia paresthetica(外側大腿皮神経絞扼症候群)

著者: 高瀬啓至1

所属機関: 1獨協医科大学病院 総合診療科

ページ範囲:P.544 - P.544

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gestalt 外側大腿皮神経の障害により、その分布領域である大腿前面から外側にかけて異常感覚を生じた状態。多くは原因不明だが、肥満や糖尿病などはリスクとなる。股関節や鼠径部の外傷のほか、衣服による圧迫や長時間の立位・伏臥位、ランニングやサイクリングなどにより発症することもある。

参考文献

1)Omichi Y, et al : Meralgia paresthetica caused by entrapment of the lateral femoral subcutaneous nerve at the fascia lata of the thigh : a case report and literature review. J Med Invest 62(3-4) : 248-250, 2015. PMID 26399358
2)Onat SS, et al : Ultrasound-guided diagnosis and treatment of meralgia paresthetica. Pain Physician 19(4) : E667-669, 2016. PMID 27228536

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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