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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻5号

2019年05月発行

文献概要

特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38 【各論】

18 限局性筋炎

著者: 宇井睦人1

所属機関: 1順天堂大学 緩和医療学研究室

ページ範囲:P.549 - P.549

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gestalt 世界的に約200例の報告があり1)、「血中クレアチンキナーゼの上昇」と「筋痛」を認めることは多発性筋炎(polymyositis:PM)と同様であるが、罹患筋の分布が大きく異なる。「頸筋」「咬筋」「腹筋」「舌」などの報告があり、寄生虫・スピロヘータによるものもあるが、特発性で自然軽快する予後良好な症例も多い疾患である。

参考文献

1)Ghirardello A, et al : New insights in myositis-specific autoantibodies. Curr Opin Rheumatol 30(6) : 614-622, 2018. PMID 30234722
2)Auerbach A, et al : Focal myositis ; a clinicopathologic study of 115 cases of an intramuscular mass-like reactive process. Am J Surg Pathol 33(7) : 1016-1024, 2009. PMID 19363438

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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