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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻5号

2019年05月発行

文献概要

特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38 【各論】

25 Milian's ear sign

著者: 山本祐1

所属機関: 1自治医科大学附属病院 総合診療内科

ページ範囲:P.556 - P.556

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gestalt 顔面の「丹毒」と「蜂窩織炎」の鑑別に用いる徴候であり、「耳介」に紅斑があれば丹毒と診断できる。これは、耳介は真皮が薄く皮下脂肪組織を欠くという特徴があるため、表皮基底層から真皮表層が病変の丹毒は耳介に波及するが、真皮深層から皮下脂肪組織が病変の蜂窩織炎は耳介に波及できないためである。

参考文献

1)Madke B, et al : Eponymous signs in dermatology. Indian Dermatol Online J 3(3) : 159-165, 2012. PMID 23189246

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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