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特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38 【各論】
27 複合性局所疼痛症候群(CRPS)complex regional pain syndrome
著者: 瀬戸雅美1
所属機関: 1湘南鎌倉総合病院 総合内科
ページ範囲:P.558 - P.558
文献購入ページに移動gestalt 外傷・心筋梗塞・神経損傷などを契機に発症し、激しい灼熱痛、自律神経症状(発汗、血管運動異常)、運動性変化(脱力、ジストニア)、栄養障害(皮膚、骨の萎縮、脱毛、関節拘縮)と、複雑な病態を伴う難治性の慢性神経障害性疼痛で、その損傷とは不釣り合いな激痛をきたす。
参考文献
1)Ackerman WE 3rd, et al : Recurrent postoperative CRPS Ⅰ in patients with abnormal preoperative sympathetic function. J Hand Surg Am 33(2) : 217-222, 2008. PMID 18294544
2)厚生労働省CRPS研究班:本邦におけるCRPSの判定指標.日本臨床麻酔学会誌30(3) : 420-429, 2010.
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