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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻5号

2019年05月発行

文献概要

特集 一般外来で診断できたら「えっへん!」な疾患38 【各論】

33 胸腰椎椎間板ヘルニア

著者: 德田嘉仁1 志水太郎2

所属機関: 1近江八幡市立総合医療センター 救急・総合内科 2獨協医科大学病院 総合診療科

ページ範囲:P.564 - P.564

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gestalt 壮年期の男性が、比較的急性発症の片側下肢痛を訴え(腰痛はないか軽微)、「靴下がはけず(前屈位制限)、咳をするだけで響いて痛い(Dejerine sign)」と訴えたら、腰椎椎間板ヘルニアである可能性が高い。一方、胸椎椎間板ヘルニアは、疾患頻度こそかなり少ないが、後述のとおり多彩な症状を呈しうる。

参考文献

1)日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,他(編),日本整形外科学会,他(監修):腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン改訂第2版.南江堂,2011.
2)Rohde RS, et al : Thoracic disc herniation presenting with chronic nausea and abdominal pain. A case report. J Bone Joint Surg Am 86-A(2) : 379-381, 2004. PMID 14960687

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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