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Empirical EYE
医師はどのように診断をつけているか—「熟練者」と「初学者」の頭の中はこう違う
著者: 鈴木富雄1
所属機関: 1大阪医科大学 地域総合医療科学寄附講座
ページ範囲:P.572 - P.576
文献購入ページに移動 われわれが診断を進める時に羅針盤となるのが「臨床推論」である。昨今、認知心理学の発展に伴い、臨床推論の過程、すなわち「医師がどのようにして診断にたどり着くのか」について話題になることが多くなってきた。今回はそのさわりだけになるが、少し解説してみよう。
参考文献
1)Kahneman D:Thinking, Fast and Slow. Farrar, Straus and Giroux, 2011.
2)Gobet F, et al:Chunking mechanisms in human learning. Trends Cogn Sci 5(6): 236-243, 2001. PMID 11390294
3)Croskerry P:The importance of cognitive errors in diagnosis and strategies to minimize them. Acad Med 78(8), 775-780, 2003. PMID 12915363
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