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文献詳細

雑誌文献

総合診療29巻5号

2019年05月発行

文献概要

Empirical EYE

医師はどのように診断をつけているか—「熟練者」と「初学者」の頭の中はこう違う

著者: 鈴木富雄1

所属機関: 1大阪医科大学 地域総合医療科学寄附講座

ページ範囲:P.572 - P.576

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 われわれが診断を進める時に羅針盤となるのが「臨床推論」である。昨今、認知心理学の発展に伴い、臨床推論の過程、すなわち「医師がどのようにして診断にたどり着くのか」について話題になることが多くなってきた。今回はそのさわりだけになるが、少し解説してみよう。

参考文献

1)Kahneman D:Thinking, Fast and Slow. Farrar, Straus and Giroux, 2011.
2)Gobet F, et al:Chunking mechanisms in human learning. Trends Cogn Sci 5(6): 236-243, 2001. PMID 11390294
3)Croskerry P:The importance of cognitive errors in diagnosis and strategies to minimize them. Acad Med 78(8), 775-780, 2003. PMID 12915363

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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