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Editorial
皮膚科学は“見える”皮疹を“診る”学問!
著者: 安部正敏1
所属機関: 1医療法人社団廣仁会 札幌皮膚科クリニック
ページ範囲:P.637 - P.637
文献購入ページに移動 わが国の医療制度は在宅へのシフトという転換期を迎えており、いわゆる総合診療医の先生方の役割への期待は高まる一方である。総合診療医に必要とされる知識量は膨大で、多忙な診療の合間に多科の知識を自己学修される姿勢に、頭が下がる思いである。読者の先生方の熱意と学習意欲の賜物で、ここだけの話、本誌は売れ行きが大変好調のようで、ここに医学書院の社長に代わって先生方の本誌ご愛読に対し御礼を申し上げる次第である(笑)。
総合診療における皮膚疾患の占める割合は、決して小さくはない。人体最大の臓器とも称される皮膚は、患者自らが目に見えることもあり、さまざまなトラブルを医療者に訴える。他方、皮膚疾患は目で見えるがゆえに、疾患名が膨大であり、皮膚科専門医以外にはなかなか理解しにくい側面をもつ。皮膚科学は究極のところ、“見える”ものを“診る”学問である。
総合診療における皮膚疾患の占める割合は、決して小さくはない。人体最大の臓器とも称される皮膚は、患者自らが目に見えることもあり、さまざまなトラブルを医療者に訴える。他方、皮膚疾患は目で見えるがゆえに、疾患名が膨大であり、皮膚科専門医以外にはなかなか理解しにくい側面をもつ。皮膚科学は究極のところ、“見える”ものを“診る”学問である。
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