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倦怠感と腹痛
著者: 佐野美香1
所属機関: 1諏訪中央病院 放射線科
ページ範囲:P.749 - P.750
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患者:70歳代、男性。
主訴:腹痛。
現病歴:入院2週間前より倦怠感が出現。自宅で経過をみていたが改善せず、入院前日より腹痛あり受診。
既往歴:脳梗塞(左不全麻痺)、糖尿病、不眠症(黄連解毒湯を10年前から内服)。
身体所見:バイタルサインに異常なし。腹部は膨隆。腹壁は軟。左下腹部に圧痛あり。腸動鼓音亢進。
検査所見:血液;CRP11mg/dL(↑)、WBC11,930/μL(↑)を認めた。
腹部CT;非造影(図1)、造影(図2)。
患者:70歳代、男性。
主訴:腹痛。
現病歴:入院2週間前より倦怠感が出現。自宅で経過をみていたが改善せず、入院前日より腹痛あり受診。
既往歴:脳梗塞(左不全麻痺)、糖尿病、不眠症(黄連解毒湯を10年前から内服)。
身体所見:バイタルサインに異常なし。腹部は膨隆。腹壁は軟。左下腹部に圧痛あり。腸動鼓音亢進。
検査所見:血液;CRP11mg/dL(↑)、WBC11,930/μL(↑)を認めた。
腹部CT;非造影(図1)、造影(図2)。
参考文献
1)小山登,他:慢性的経過を呈した右側狭窄型虚血性大腸炎の1例.胃と腸26(4) : 455-460, 1991.
2)Yao T, et al:Phlebosclerotic colitis ; value of radiography in diagnosis-report of three cases. Radiology 214(1) : 188-192, 2000. PMID 10644121 〈IMPの画像所見を報告している〉
3)Nagata Y, et al:Clinical search for undiagnosed mesenteric phlebosclerosis at outpatient departments specializing in herbal(Kampo)medicine. Intern Med 55(6):573-581, 2016. PMID 26984071 〈長期漢方薬服用者に内視鏡もしくはCT検査を行い、IMPの発生頻度を調査した〉
4)荒木力:ここまでわかる急性腹症のCT 第2版.メディカル・サイエンス・インターナショナル,2009.
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