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文献詳細

雑誌文献

総合診療30巻1号

2020年01月発行

文献概要

特集 総合診療医の“若手ロールモデル”を紹介します!—私たちはどう生きるか 【中堅座談会】

こんなに楽しい世界があるんやで!—「総合診療」だけの2つの強み

著者: 中山明子1 本郷舞依23 小林正宜45 寺澤佳洋67

所属機関: 1大津ファミリークリニック 2みちのく総合診療医学センター 3坂総合病院 総合診療科 4葛西医院 5大阪市立大学医学部附属病院 総合診療センター 6藤田医科大学 総合診療プログラム 7豊田地域医療センター 総合診療科

ページ範囲:P.74 - P.87

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 総合診療専門医プログラムの専攻医数が伸び悩んでいる。その一因として「ロールモデル」の未確立が指摘されるが、それは単に歴史が浅いからではないだろう。本特集・本座談会を読めば、ロールモデルを容易には確立しえないほどに、総合診療のフィールドは幅広く、さまざまな活躍の仕方ができるがゆえと見えてくる。自らの志や周囲のニーズに応じて、いわば“何でもできる”この「多様性」は、まさしく総合診療だけの強みと言える。
 とはいえ、あまりに選択肢が多く、キャリアをうまくイメージできなければ、不安になるのも当然だろう。しかし、それを補って余りある強みが、総合診療にはもう1つある。さて、その強みとは? 一歩先行く先輩たちも、総合診療医としてのビジョンが最初から明確だったわけではない。4人の中堅指導医が、総合診療医育成の未来にかかる霧を颯爽と吹き払い、その無限の可能性を語り合った。専攻や今後のキャリアを迷っている方、それを導く立場にある方、ぜひともお読みください!

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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