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#総合診療
#書評:腹部単純X線写真の見かたABCDE—2枚並べてわかる読影の基本
著者: 西野徳之1
所属機関: 1総合南東北病院 消化器センター
ページ範囲:P.115 - P.115
文献購入ページに移動 日常診療で腹部単純X線が使われる機会は、消化器内科においても減っているように思う。なぜだろうか?
それは、日本では手軽にCTを撮影できるからであろう。加えて、腹部単純X線の読影の仕方やその重要性が、大学教育も含め初期臨床研修でも十分に教えられていないからではなかろうか。腹部単純X線を撮影しても読影に自信がない、腹部CTを撮影するほうがよい、と考える方が多いのではないだろうか。しかし、CTは医療コストや放射線被曝量を考慮すると初診の患者すべてを撮影することはできないが、腹部単純X線ならすべての患者を撮影することも可能だ。
それは、日本では手軽にCTを撮影できるからであろう。加えて、腹部単純X線の読影の仕方やその重要性が、大学教育も含め初期臨床研修でも十分に教えられていないからではなかろうか。腹部単純X線を撮影しても読影に自信がない、腹部CTを撮影するほうがよい、と考える方が多いのではないだろうか。しかし、CTは医療コストや放射線被曝量を考慮すると初診の患者すべてを撮影することはできないが、腹部単純X線ならすべての患者を撮影することも可能だ。
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