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文献詳細

雑誌文献

総合診療30巻1号

2020年01月発行

文献概要

#総合診療

#書評:腹部単純X線写真の見かたABCDE—2枚並べてわかる読影の基本

著者: 西野徳之1

所属機関: 1総合南東北病院 消化器センター

ページ範囲:P.115 - P.115

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 日常診療で腹部単純X線が使われる機会は、消化器内科においても減っているように思う。なぜだろうか?
 それは、日本では手軽にCTを撮影できるからであろう。加えて、腹部単純X線の読影の仕方やその重要性が、大学教育も含め初期臨床研修でも十分に教えられていないからではなかろうか。腹部単純X線を撮影しても読影に自信がない、腹部CTを撮影するほうがよい、と考える方が多いのではないだろうか。しかし、CTは医療コストや放射線被曝量を考慮すると初診の患者すべてを撮影することはできないが、腹部単純X線ならすべての患者を撮影することも可能だ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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