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特集 “ヤブ化”を防ぐ!—外来診療 基本の(き) Part 2 コモンディジーズに対する標準的診療
❺肺炎
著者: 松村榮久1
所属機関: 1松村医院
ページ範囲:P.1468 - P.1470
文献購入ページに移動“ヤブ化”予防法
◦「高熱を伴う咳主体のかぜ」や「感冒後の二峰性発熱」では、肺炎の可能性を考えて診療する。
◦肺炎球菌性肺炎は市中肺炎で最も多く、重症肺炎の起因菌としても最多である。
◦ニューキノロンは市中肺炎のほとんどの起因菌に有効だが、肺に基礎疾患のない症例での常用は思考停止と心得る。
◦治療経過が順調でない時には肺結核と肺癌の想起を忘れないこと。
◦「高熱を伴う咳主体のかぜ」や「感冒後の二峰性発熱」では、肺炎の可能性を考えて診療する。
◦肺炎球菌性肺炎は市中肺炎で最も多く、重症肺炎の起因菌としても最多である。
◦ニューキノロンは市中肺炎のほとんどの起因菌に有効だが、肺に基礎疾患のない症例での常用は思考停止と心得る。
◦治療経過が順調でない時には肺結核と肺癌の想起を忘れないこと。
参考文献
1)日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン2017作成委員会(編):成人肺炎診療ガイドライン2017.日本呼吸器学会,2017.
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