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特集 これではアカンで!こどもの診療—ハマりがちな11のピットフォール 【各論】
—⓫“こども”を学び続けよう!—「生涯学習」のススメ
著者: 茂木恒俊1
所属機関: 1久留米大学医療センター 総合診療科
ページ範囲:P.330 - P.333
文献購入ページに移動 わが国の小児医療、特に小児一次救急医療は、小児科医だけではなく、救急医や内科医、外科医、家庭医など、いわゆる“非小児科医”(以下、総合診療医)によって相当な部分が支えられているという現状がある。「小児医療は小児科医が担うべき」という原則論がある一方で、小児科医が少ない地域では、小児科医だけでは小児医療のすべてを担えないというのも現実だ。小児科医と総合診療医が共に協働して、「地域のこどもの健康を守る」という共通の目標のもと連携することが求められている。
参考文献
1)土肥直樹,他:地域医療の第一線で小児医療を提供する医師の学びの実際と生涯教育のあり方を考える—日本プライマリ・ケア連合学会秋季生涯教育セミナー 講演Ⅵ 開催報告.日本プライマリ・ケア連合学会誌 37(2) : 144-150, 2014.
2)一般社団法人こどものみかた:小児T&A eラーニング紹介(動画),2017.(YouTubeチャンネル「mogimogi0124」内) https://youtu.be/H5qDo1dDaxM (2020年2月6日現在)
3)茂木恒俊:T&A 小児救急初療コース—うごきながら考える!.日本プライマリ・ケア連合学会誌37(1) : 66-70, 2014.
4)Fent G, et al : In situ simulation as a tool for patient safety ; a systematic review identifying how it is used and its effectiveness. BMJ Simulation and Technology Enhanced Learning 1(3) : 103-110, 2015.
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