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特集 誌上Journal Club—私を変えた激アツ論文 【臨床編】
循環器|さらば“MONA”—酸素投与がむしろ害に
著者: 水野篤1
所属機関: 1聖路加国際病院 循環器内科
ページ範囲:P.546 - P.548
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私は循環器内科医ですが、当然ACLS(二次心肺蘇生法)はすべての医師が習いますし、急性冠症候群(ACS)に遭遇したことがないという臨床医もいないでしょう。そうしたなか、私のような“おっさん世代”は救急で、「MONA(モルヒネ、酸素、ニトロ、アスピリン)」という4種の神器を、ひたすら忘れないようにすることが最初の仕事のはずでした。しかし2017年、その臨床を大きく変える論文が発表されました。その名も「DETO2X-AMI(Determination of the Role of Oxygen in Suspected Acute Myocardial Infarction)」試験です(激アツ論文ファイル❽)。
私は循環器内科医ですが、当然ACLS(二次心肺蘇生法)はすべての医師が習いますし、急性冠症候群(ACS)に遭遇したことがないという臨床医もいないでしょう。そうしたなか、私のような“おっさん世代”は救急で、「MONA(モルヒネ、酸素、ニトロ、アスピリン)」という4種の神器を、ひたすら忘れないようにすることが最初の仕事のはずでした。しかし2017年、その臨床を大きく変える論文が発表されました。その名も「DETO2X-AMI(Determination of the Role of Oxygen in Suspected Acute Myocardial Infarction)」試験です(激アツ論文ファイル❽)。
参考文献
1)Mizuno A, et al:The impact of carperitide usage on the cost of hospitalization and outcome in patients with acute heart Failure;high-value care vs. low-value care campaign in Japan. Int J Cardiol 241 : 243-248, 2017. PMID 28476514
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