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特集 誌上Journal Club—私を変えた激アツ論文 【臨床編】
呼吸器|—肺癌の分子標的薬の誕生—生存曲線が交差することでわかったサブグループ
著者: 倉原優1
所属機関: 1近畿中央呼吸器センター 内科
ページ範囲:P.549 - P.552
文献購入ページに移動❶激アツ論文との出会い
オンコロジーの領域では、毎日のように新しい論文が生まれ、ついこの前まで最新の知見だったものが過去のものになります。「肺癌」の世界では、ドライバー遺伝子変異に対する薬剤と免疫チェックポイント阻害薬の登場という2つの変革期がありました。今回私が取り上げたいのは、前者で最も有名な「EGFR遺伝子に対するチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)」です。
オンコロジーの領域では、毎日のように新しい論文が生まれ、ついこの前まで最新の知見だったものが過去のものになります。「肺癌」の世界では、ドライバー遺伝子変異に対する薬剤と免疫チェックポイント阻害薬の登場という2つの変革期がありました。今回私が取り上げたいのは、前者で最も有名な「EGFR遺伝子に対するチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)」です。
参考文献
1)Maemondo M, et al : Gefitinib or chemotherapy for non-small-cell lung cancer with mutated EGFR. N Engl J Med 362(25) : 2380-2388, 2010. PMID 20573926
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