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文献概要
特集 マイナーエマージェンシー門外放出—知っておくと役立つ! テクニック集
扉
著者: 安藤裕貴1
所属機関: 1社会医療法人杏嶺会 一宮西病院 総合救急部 救急科
ページ範囲:P.924 - P.925
文献購入ページに移動「マイナーエマージェンシー」とは何か?
例えば鼻出血、異物、脱臼、挫傷など、生命には緊急性はないが、医師の対応によっては専門診療科へ紹介する必要がなく自己完結でき、あるいは地域によってはプライマリ・ケア医が全て自分で対応しなければならないような疾患や病態のグループは、マイナーエマージェンシーと呼ばれることがある。
マイナーエマージェンシーに自信を持って対応する近道は、“1つの方法でダメなら次の方法がある“というオプションを複数持つことである。
本特集では、自分の知っている方法で解決できなかった時に複数のテクニックを持てることを目的として、①確認すべき病歴、②準備すること、③代表的な手技のポイント、④それでもダメな時(手技のオプション)、⑤Do not harm!!に分けて記載し、それらを今回、門外放出の25項目に絞ってまとめてみた。基本から応用まで幅広い知識を持っておくことは、無数の手を持つ千手観音のように、多くの患者さんにとって必ず役立つはずである。まずは、本特集の内容を笑覧いただきながら味わっていただきたい。
例えば鼻出血、異物、脱臼、挫傷など、生命には緊急性はないが、医師の対応によっては専門診療科へ紹介する必要がなく自己完結でき、あるいは地域によってはプライマリ・ケア医が全て自分で対応しなければならないような疾患や病態のグループは、マイナーエマージェンシーと呼ばれることがある。
マイナーエマージェンシーに自信を持って対応する近道は、“1つの方法でダメなら次の方法がある“というオプションを複数持つことである。
本特集では、自分の知っている方法で解決できなかった時に複数のテクニックを持てることを目的として、①確認すべき病歴、②準備すること、③代表的な手技のポイント、④それでもダメな時(手技のオプション)、⑤Do not harm!!に分けて記載し、それらを今回、門外放出の25項目に絞ってまとめてみた。基本から応用まで幅広い知識を持っておくことは、無数の手を持つ千手観音のように、多くの患者さんにとって必ず役立つはずである。まずは、本特集の内容を笑覧いただきながら味わっていただきたい。
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