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文献概要
特集 マイナーエマージェンシー門外放出—知っておくと役立つ! テクニック集 脱臼のマイナーエマージェンシー
肘内障
著者: 安藤裕貴1
所属機関: 1社会医療法人杏嶺会 一宮西病院 総合救急部 救急科
ページ範囲:P.942 - P.943
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◦自分で状況を説明できない年齢の小児では、受傷機転がわからないことが多いため、一般的に小児の外傷診断は難しい。
◦付添者からの情報を頼りにするが、外傷による受傷機転や骨折が否定できない限り、安易に肘内障と決めつけないようにする。
◦自分で状況を説明できない年齢の小児では、受傷機転がわからないことが多いため、一般的に小児の外傷診断は難しい。
◦付添者からの情報を頼りにするが、外傷による受傷機転や骨折が否定できない限り、安易に肘内障と決めつけないようにする。
参考文献
1)Schunk JE : Radial head subluxation ; epidemiology and treatment of 87 episodes. Ann Emerg Med 19(9) : 1019-1923, 1990. PMID 2393168
2)Irie T, et al : Investigation on 2331 cases of pulled elbow over the last 10 years. Pediatr Rep 6(2) : 5090, 2014. PMID 24987508
3)Bek D, et al : Pronation versus supination maneuvers for the reduction of 'pulled elbow' ; a randomized clinical trial. Eur J Emerg Med 16(3) : 135-138, 2009. PMID 19262394
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